低用量ピルであれば長期間飲み続けることもある避妊薬。副作用にどんなものがあるかきちんと認識した上での避妊薬の服用を心がけるようにして下さい。

避妊薬とIUDの失敗率の比較

避妊薬は避妊の成功率が高い避妊法として広く知られており、比較的気軽に利用することができることもあって欧米を中心として支持されるようになってきています。
しかし避妊薬が登場するよりも前にあった避妊法もいくつも挙げることができ、その中には失敗率がかなり低いものもあるのです。
その失敗率が低い避妊法となっているのがIUDですが、ではIUDと避妊薬の避妊失敗率を比較するとどのようになっているのかというと、これはいずれも理想的な使用をした場合には0.1%前後ということになっています。
理想的な使用ができなかった、例えば避妊薬であれば飲み忘れの発生、IUDであれば定期検診に行かなかったなどの条件が合った場合の失敗率は5.0%ほどまで上昇してしまいますが、これはコンドームの理想的な利用よりも2%ほど失敗率が高いという程度の水準に収まっています。
そのため、この避妊薬とIUDという二つの避妊法を「失敗率」という見地から考えるのであれば、どちらも大差は無いというように考えることができます。
ただしかし、ここで少々問題になるのが「IUDは気軽に使えるものではない」ということです。
IUDは専用器具を子宮の内部に挿入し、そこで受精卵の着床を防ぐという形で避妊を実現しています。
膣内ということで言えば処女が使用するのはかなり難しいこととなりますし、たとえ性行為の経験があったとしても、出産を経験していないということになると挿入はあまり推奨されないとされています。
また不正出血や経血量増加などの副作用が見られるケースもありますから、現在だとなかなか優先的な選択肢として出せるかは難しいところがあるのです。
もちろんどちらにもメリットはありますので最終的には医師と相談しての判断にはなりますが、失敗率などの限られた一つの場所から判断することはリスクが伴うので避けるようにしましょう。